抗ヒスタミン薬の服用によって生じる副作用一覧

抗ヒスタミン薬の服用で生じる副作用の症状一覧

photo by pasotraspaso

 

ヒスタミン薬に限らず、薬を服用することには“副作用”というリスクが伴います。ですので薬を服用することで得られる効果(メリット)と副作用(デメリット)を理解しておく必要があります。

 

抗ヒスタミン薬の副作用一覧

抗ヒスタミン薬で生じる副作用の主な症状は以下の通りです。

  • 眠気

    抗ヒスタミン薬で最も有名な副作用の1つ。抗ヒスタミン効果が脳内で働くことによって起きる。第2世代では改善されているが、その分薬本来の効果も弱まっていることが多い。

  • 太る

    抗ヒスタミン効果により満腹中枢への刺激が弱まることで食欲増進効果があります。またグレニンと呼ばれるペプチドホルモンの分泌促進効果により体脂肪利用を抑制するため体重が増加します。但し、副作用として発症することは稀。

  • 口渇

    抗ヒスタミン薬が持つ抗コリン作用によって唾液の生成機能が抑制され口渇を感じる。

  • 便秘

    口渇同様、抗ヒスタミン薬の持つ抗コリン作用によって胃・腸の動きが抑制され便秘になります。

  • 排尿障害

    抗ヒスタミン薬がもつ抗コリン作用により、排尿促進効果のあるアセチルコリンの働きを阻害するため尿が出にくくなる。
    緑内障の方や前立腺肥大症などで元々排尿障害のある方は飲まないこと。

  • 劇症肝炎

    過去に市販薬であるアレロック服用後、劇症肝炎を引き起こし死亡した例が2件あります

 

 

効果重視?副作用重視?
特徴を理解して賢い薬選びを

 

これらの副作用はその人の体質によって症状が出る/出ないが分かれます。また、服用する薬によっても副作用が出る人と出ない人がいます。自分にあった抗ヒスタミン薬を探す努力が必要になります。

尚、副作用の症状は1か月ほどで現れるため、2〜3か月使って症状が出ない場合はその後も出ることはないでしょう。

 

いずれにせよ、薬の効果と副作用は『コインの表と裏』のような関係にあり切っても切り離すことは出来ません。

 

アレルギーを抑える為に服用した抗ヒスタミン薬でアレルギー症状は軽減したけど、副作用の便秘がヒドくて肌がボロボロ…


 

このような場面で自分がどちら(アレルギー症状の改善か肌荒れ防止か)を優先させるのかを考えて服用してください。

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