抗ヒスタミン薬のアレルギーに対する効果・効能と体内での作用

抗ヒスタミン薬はアレルギーを治す為の薬ではない!
治す≠抑えるを理解すべし!

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粉症やアレルギー性鼻炎、ハウスダスト・ダニなど年間を通して辛いアレルギー症状に悩まされる人は少なくありません。痒み、涙、倦怠感など日常生活に支障を及ぼすほどのアレルギー症状が出ている場合は早急な対応が必要になります。

 

抗ヒスタミン薬の本当の役割とは…

そんな時に処方されることが多い『抗ヒスタミン薬』ですが、あなたはこの薬の役割を本当に理解していますか?今では薬局などでも購入することが出来、アレルギーのある人にとっては心強い味方になっています。でも…そのままじゃ一生抗ヒスタミン薬を手放せなくなりますよ!なぜなら、抗ヒスタミン薬の役目はアレルギー症状を“治す”のではなく“抑える”ことですから。

“治す”と“抑える”の違い
抗ヒスタミン薬の本当の効果・効能とは

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レルギーを“治す”と“抑える”、この2つの言葉は似ているようで実は全く違う意味なんです。

  • アレルギーを治す

    アレルギー症状の原因を治療し将来的なアレルギーの軽減をめざすこと。

  • アレルギーを抑える

    今、起きているアレルギー症状を軽減させること。将来的な意味合いはない。


悪い言い方をすれば抗ヒスタミン薬は対処療法をしているに過ぎず、症状が出続ける限り服用し続けなければいけません。このことをちゃんと理解しておらず『薬を飲んでいるのに治らない』と嘆く方がいますが、そもそも抗ヒスタミン薬は出ている症状を抑えることしか出来ません。

 

抗ヒスタミン薬の効果・効能を理解して
正しく付き合うようにしましょう

しくは抗アレルギー作用と抗ヒスタミン作用の違いで説明していますが、抗ヒスタミン薬の効果は”アレルゲン(花粉やダニ・ホコリなど)によって発生した抗ヒスタミンの働きを抑えること”です。なので下記のような使い方には意味がありませんので注意が必要です。

 

  • アレルギーの発症を防ぐ”予防”を目的として抗ヒスタミン薬を服用
  • アレルギー体質を改善する”治療”を目的として抗ヒスタミン薬を服用

 

とはいえ、今まさにアレルギー症状により辛い思いをしている人にとっては非常に役立つ薬であることは間違いありません。ですので、アレルギーを治すための治療とアレルギー症状を抑える治療は全くの別物であることを理解し同時に進めていく必要があります。

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