【死につながるケースも】抗ヒスタミン剤の服用上の注意点

他の薬との併用は大丈夫?
抗ヒスタミン剤の服用上の注意点

 

かつては病院で処方されない限り購入出来なかった抗ヒスタミン剤ですが、最近では薬局などで手軽に購入できるようになりました。確かに抗ヒスタミン薬は副作用の小さい薬ですが十分に注意しなければいけない点もあります。

 

抗ヒスタミン剤の長期服用は大丈夫?

抗ヒスタミン薬には重篤な副作用が少なく、一般的に長期の服用にさしつかえはないと思います。ただ、身体が薬に慣れてきてだんだん効かなくなることが考えられます。
また、副作用といっても眠気や口渇といったものがほとんどであり心配されるものはありません。抗ヒスタミン薬は、症状を抑えるだけで自然に治すわけではないので長期の服用はある程度は仕方がないといえます。しかし、効き目が緩やかなものが多いため、通常の錠数より多く飲んでしまう人もいるようですが、大変危険ですので服用の際は決められた量を絶対に守りましょう。

 

抗ヒスタミン剤の危険な相互作用

注意する点は、風邪薬やほかの薬との併用などで相互作用が働き、血中濃度が高くなったり、肝臓疾患や心臓疾患を持っている人は、重度の不整脈で死亡する例もあります。たとえば・・・

  • 「アレグラ」

    抗生物質のエリスロマイシン(エリスロシン)との併用に注意します。併用により、血中濃度が上昇する可能性があります。服用が長期になる場合は、念のため定期的に肝機能検査を受けた方がいいでしょう。

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  • 「ザイザル」「ジルテック」

    腎臓や肝臓の悪い人は慎重に用いるようにしましょう。症状によっては、服用量や服用回数を減らす必要があります。高齢者も半分くらいから始める方がよいかもしれません。喘息の薬テオドールと相互作用起こす可能性があります。また抗不整脈薬サンリズムとの併用により血中濃度が上昇しピルシカイニドの副作用が出現した報告もあります。またアルコールとの併用も注意が必要です

★併用に注意が必要な薬

  • 風邪薬
  • 鼻炎薬
  • 酔い止めの薬
  • アレルギーに関する薬
  • 解熱鎮痛剤

市販の薬は、病院と違って他の薬と併用することを想定していませんから過剰に摂取してしまう事もあり、過剰な相乗効果を生んでしまう事もあります。服用する際は、薬剤師など専門の知識を持つ人に相談し使用するようにしましょう。

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