眠くならない抗ヒスタミン薬『アレグラ』はアレルギーの救世主になれるのか?

アレルギー対策の救世主?
アレグラFXのアレルギーに対する効果は本物か!?

 

2012年からスイッチOTC医薬品として市販が始まったアレルギー性鼻炎専門薬アレグラFX。それまでは病院で医師の判断のもとでしか処方されなかったアレグラが薬局で買えるようになったということで、花粉飛び交う時期には飛ぶように売れているようです。ですが口コミ評価を見てみるとその効果には『?』が伴います。

 

ということで、アレグラFXのことを調べてみました。

スイッチOTC医薬品って何?
OTCとは「Over The Counter」の略で、街の薬局のカウンター越しに売られる薬のことを指します。以前は医療薬であったものが、市販薬として薬局でも買えるように販売が許可されたものを、医療薬から市販薬(OTC)にスイッチされたということから「スイッチOTC」といいます。

 

CMでよく見るけど…
そもそも“アレグラ”ってどんな薬なの?

 

アレグラとは抗ヒスタミン薬の第2世代に分類される薬で、第1世代抗ヒスタミン薬の最大のネックであった副作用を抑えつつアレルギー症状に効果のある薬として開発されました。価格は抗アレルギー薬と同程度と非常に高いです。すでに『フェキソフェナジン塩酸塩錠』という名でジェネリック薬品が出ており先発薬の3割ほど引いた金額で販売されています。

 

アレグラには2種類あるって知ってました?

某ジャニーズタレントがテレビCMで紹介しているアレグラですが、実はアレグラには2種類あるのをご存知ですか?基本的な成分は同じなのですが”病院で処方されるアレグラ”と”薬局で買えるアレグラ”は別物だと認識する必要があります。

病院で処方されるアレグラ

病院で処方されるアレグラはアレグラ30mg・60mgの2種類で、それぞれの薬価は以下の通り。
アレグラ60mg・・・71.9円
アレグラ30mg・・・56.4円

 

ちなみにジェネリック薬の薬価と比べると非常に高いことが分かります。
【ジェネリック】アレグラ60mg・・・31.1〜41.4円
【ジェネリック】アレグラ30mg・・・24.3〜31.9円
※薬価はH26.9に更新された金額です

 

 

市販されているアレグラ

薬局で買えるアレグラといえばCMでもお馴染みのアレグラFXです。
謳い文句は『薬局で買える、医療用と同じ成分の抗ヒスタミン薬』。
1箱14錠(1週間分)・・・定価1,380円
1箱28錠(2週間分)・・・定価1,980円

 

 

処方されるアレグラと市販のアレグラFXの違いは?

『もうアレグラを買うのに病院まで行く必要がなくなった!』と喜ぶ人がいますが、実は病院で処方されるものと市販されいるモノには違いがあります。この違いをちゃんと理解して自分にふさわしい処方をしましょう。

 

@対象年齢の差

処方されるアレグラ・・・12歳以上対象(※)
市販されているアレグラFX・・・15歳以上対象
(※):処方されるアレグラは60mgと30mgの2種類のタイプがあり、患者の年齢等を含めて医師が判断して処方します。

アレグラFXは60mgの1種類のみの販売です。15歳以下の方に錠剤をカットして半分を飲ませる等の行為は危険ですので絶対におやめください。

 

A薬の価格

病院で処方して貰う場合、診察を受けることになるので診察代が発生し単純な比較は出来ないのですが、純粋に薬価だけを比較してみると以下のようになります。

市販(14錠)

@98.5円

市販(28錠)

@70.7円

処方

@71.9円

となり、わずかな差ですが市販の28錠入りが最もお得ということになります。
また、薬局によっては定価以下の金額で売られていることもあり、さらに薬価が安くなることも考えられます。ネットなどでまとめ買いをすると60錠3,680円(@61.3円)とかなり安くなるケースもあります。

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